■  音声で会話するロボット「Chpit(チャピット)」がやってきました!


お話し上手で歌も大好き♪「Chapit(チャピット)」がやってきました!

このたび、当施設に1か月間の試験的導入として、音声認識コミュニケーションロボット「Chapit(チャピット)」がやってきました。
チャピットは、レイトロン社が開発した音声で会話できる小型ロボットです。

見た目も愛らしく、「おはよう」「元気?」と話しかけるとしっかり返事をしてくれます。
その応答のやさしさに、初対面でも「かわいいねぇ」と笑顔になる方も少なくありません。


ャピットで会話がふえる?楽しい時間がうまれる?

チャピットの試験導入の目的は、ご利用者さまのコミュニケーションのきっかけや、日々の楽しみを広げることです。

高齢になると、日常の会話が減ったり、人とのやり取りが億劫になることもあります。
そんな中で、チャピットのように声をかけると必ず返してくれる存在がそばにいることで、自然と会話が生まれる場面が増えています。


歌って、遊んで、にぎやかに!

チャピットには、ただ話すだけでなく歌を歌ったり、簡単なクイズやゲームで遊ぶ機能もあります。
とくに童謡や懐かしい歌はご利用者さまに人気で、思わず口ずさむ方も。

「チャピット、歌って!」と声をかけると、元気に歌い出すチャピット。
その姿に、周りの空気がふんわり明るくなります。
レクリエーションの時間にも活用できる可能性があり、私たち職員もその効果に注目しています。



実はちょっと苦手なことも…?

ひとつだけチャピットの弱点をあげるなら、それは――「さぬき弁」にうまく反応できないことです。

「なんしょんな?」「うまげななぁ」「~けん」など、地元では自然な言い方でも、チャピットにはうまく通じないことがあります。
そのため、なるべく標準語で話しかける必要があるのが少し難点です。

とはいえ、それもまた話題のひとつ。
「今の言い方、チャピットわからんかったみたいやな(笑)」と、ご利用者さま同士で笑い合う姿も見られ、それ自体がコミュニケーションの種になっています。


1か月間、しっかり使ってみます。

現在は試験導入期間ということで、施設の中でどのように使えるのかを観察しながら、職員も一緒に活用方法を模索しています。

・どれくらい会話が生まれるか?
・レクリエーションにどう活かせるか?
・ご利用者さまが自然に関われる存在になれるか?

これらをしっかり検証し、今後の導入可否を判断していく予定です。

2025年08月01日 12時14分 | カテゴリー:スタッフブログ

■  今月の慰問レポート:学びと笑顔がいっぱい!

今月も地域の皆さまにお越しいただき、学びと笑顔あふれる慰問活動が行われました。

まずは、いつも定期的にお越しくださっている交通安全協会さまによる交通安全教室。今回は、動体視力を測定できる機器を持参していただき、ご利用者さまも楽しみながら体験。加えて、香川県内での交通事故における高齢者の関与率が特に高いというお話もあり、「他人ごとではないね」「気をつけよう」と皆さん真剣に耳を傾けておられました。交通安全への意識が一層高まった時間でした。


続いては、香川ヤクルト販売株式会社さまによる「ヤクルト健康教室」!今回なんと、かわいい着ぐるみ(?!)のヤクルトマンが初登場!

ご利用者さまと一緒に楽しいゲームで盛り上がり、

最後はヤクルトマンとの記念撮影タイム。明るい笑顔がたくさん見られました。



さらに、手話講座も開催され、講師の先生に来ていただき、あいさつや自己紹介など、日常で使える手話の基本を丁寧に教えていただきました。冗談を交えた先生の指導にご利用者さまもケラケラと笑いが起こりつつ、興味津々で「手話って奥深いね」と関心を深めていらっしゃいました。

このように、今月も多くのボランティアの皆さまのお力添えにより、楽しく実りある時間を過ごすことができました。

関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。



 香川ヤクルト販売株式会社 公式ホームページ

https://www.kagawa-yakult.co.jp


2025年07月25日 11時46分 | カテゴリー:デイサービス

■  特別室「玉浦」完成報告

ご家族と一緒に過ごせる、あたたかな特別室ができました。

このたび当施設では、「地域密着型サービス等整備事業費補助金」を活用し、ご利用者さまとご家族が一緒にゆったりと過ごせる特別なお部屋を整備しました。


体調の変化や気持ちの面で、ご家族のそばにいたい・いてほしいと感じることがあります。そんな大切な時間を、できるだけ穏やかに、安心して過ごしていただけるようにとの思いから、このお部屋づくりがはじまりました。


お部屋には、時間帯や気分に合わせて明るさを調節できる調光式の照明を設置。やわらかな灯りが、落ち着いた空間をつくり出してくれます。

また、ご家族が長く滞在されることを想定して、洗面台・冷蔵庫・コンセント・カーテンレールなどの設備もそろえました。快適さと使いやすさを大切にしています。TV設置、WiFi環境なども対応可能です。

さらに、ロスナイ(熱交換型換気扇)を導入することで、室温や湿度を保ちながら静かに換気ができるようになり、空気もいつもきれいで快適です。


この特別室は、ご利用者さまとご家族が、普段と変わらないような時間を過ごせる“もうひとつの居場所”として、心を込めて整えました。


最後に完成したお部屋の様子をさらに詳しく写真でご紹介させていただきます。

2025年06月24日 10時47分 | カテゴリー:お知らせ

■  介護支援専門員、管理栄養士 募集中です。

職員募集のお知らせです。

管理栄養士(募集終了)介護支援専門員(定員1名)

※2025年6月 管理栄養士の応募がありましたので、充足いたしました。

募集事業所は
管理栄養士は特別養護老人ホーム、
介護支援専門員は居宅介護支援事業所になります。

ご興味ある方は志度玉浦園の採用専用サイトにアクセスしてみてください。
それぞれ以下のリンクをクリックしますと条件等詳細ページに飛びます。



志度玉浦園でお持ちのキャリアを生かしませんか?
是非一緒に働きましょう、ご応募お待ち申し上げます。

2025年03月21日 14時21分 | カテゴリー:お知らせ

■  ささのはさらさら(デイサービス)


職員が用意したさア佐ノ
連日の猛暑が続いていますね。
外はまるで南国のような暑さですが、施設内ではこまめな水分補給や冷房管理に気を配り、ご利用者さまが快適に過ごせるよう職員一同取り組んでいます。
どうぞご家族のみなさまも、外出の際だけでなく自宅にいるときも熱中症対策をお忘れなく。

さて本日7月7日「七夕(たなばた)」の日の話題です。今年は令和7年ってこともありまして世間では777(トリプルセブン)なんて言われていて自治体窓口は婚姻届の受理で大変混雑しているのだとか。まぁ確かに憶えやすい日付ですね。七夕伝説、織姫彦星の話、恋愛的要素もあるので入籍するにはちょうどいいと考える人が多いのはなんとなくわかるのですが、あの話って結構、苦難の話ではなかったかしら?と思ったり。


それはさておき当施設でも、笹の葉にご利用者のみなさまの願いごとを書いた短冊を飾り、七夕の行事を楽しみました。

ところで、「七夕」と書いてなぜ「たなばた」と読むのでしょうか?
実はこの言葉の由来には、日本古来の風習と中国から伝わった星祭りの文化が関係しています。

もともと日本には、棚機(たなばた)という行事がありました。これは、乙女が棚に織機(はた)を据えて、神様のために着物を織り、穢れを祓うというお祭りです。この「たなばたつめ(棚機女)」が神に仕える清らかな女性の象徴とされていました。

その後、中国から織姫と彦星の伝説をもとにした「七夕の節句」が伝来し、日本の「たなばた」と結びついたことで、「七夕=たなばた」と読むようになったとされています。

ご利用者様それぞれの思い、願いを短冊にしたため、飾りつけをしていきます。様々な色の短冊と笹(イミテーション)の緑が相まってデイフロアがとてもカラフルになりました。書かれた内容を少し拝見いたしましたが、ほっこり微笑ましものや「お金」と一言書いてあって思わず吹き出しそうになるものもありました。

でもやはり一番多かったのはご自身の健康と、家族の幸せを願う内容。

皆様それぞれの願いが叶いますように。


2025年07月07日 12時10分 | カテゴリー:デイサービス

■  転ばぬ先のAI 転倒予防のために。

デイサービスセンター志度では、利用者様の生活機能の維持・向上をサポートするための新しい取り組みとして、**AI動作分析ツール『Rehab Cloud モーションAI』**を導入いたしました。

■ モーションAIって何?

「モーションAI」とは、カメラで利用者様の動作をとらえ、姿勢や動きのバランス状態を自動的に数値で表示するツールです。

AI(エーアイ)=人工知能の技術が活用されており、動作中のふらつきや体の傾きなどを客観的に把握することができます。


※注意:このツールは医療機器ではなく、診断や治療を目的としたものではありません。

あくまで日々の介護・リハビリ支援の参考情報として使用し、より安全で効果的な支援につなげるための補助的なツールです。

■ どんな場面で活用されるの?

Rehab Cloud モーションAI」は、立ち上がり動作や歩行などの動きを記録・分析し、数値やグラフで結果を表示してくれます。これにより、スタッフが利用者様の体の動きの変化に気づきやすくなり、日々のケアや運動支援の参考とすることができます。

例えば、最近、立ち上がるときにふらつきが増えていないか?バランス能力が以前より低下していないか?といった点を、感覚だけでなく客観的なデータでも確認できるようになります。


■ 転倒予防への取り組みの一環として

高齢者の皆さまにとって、転倒は日常生活に大きな影響を及ぼすものです。

デイサービスセンター志度玉浦園では、これまでも運動や日常動作の練習を通じて転倒予防に取り組んでまいりましたが、今回のAIツール導入により、さらに一人ひとりの状態に合わせた支援がしやすくなると考えています。

ただし、繰り返しになりますが、モーションAIの分析結果は医学的な診断やリハビリ処方に代わるものではありません。

あくまでスタッフが日々の支援に活かすための

“参考情報”として、安心・安全な生活を支える一助として活用しております。



これからも皆さまの生活がより安心で快適なものになるよう、さまざまな工夫や新しい取り組みを進めてまいります。

モーションAIの導入にあたり、ご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にスタッフまでお声がけください。

2025年05月22日 13時50分 | カテゴリー:デイサービス

■  介護の質を高めるために ― 研修会を実施しました

施設内で介護職員を対象としたケア技術向上のための研修会を実施しました。

今回の研修には、ベテラン職員から新人、技能実習生まで幅広い職員が参加し、基本的なケア技術を再確認するとともに、最新の知見を学ぶ貴重な機会となりました。


研修の講師としてお迎えしたのは、当施設に介護用品を納入していただいているユニ・チャーム株式会社のご担当者様。


研修内容は「正しいオムツ交換と陰部洗浄の方法」について。日々のケアの中で欠かせない作業だからこそ、正しい知識と手順を学び直すことはとても重要です。

オムツ交換の“質”と“効率”の両立へ

研修の中では、オムツ交換の回数を減らしながらも、介護の質を落とさない方法についても紹介されました。

これは、介護職員の業務負担軽減と、ご利用者様の快適さの両立を目指したもので、適切なサイズ・吸収量のオムツを選び、正しい装着をすることで、必要以上の交換を避けられるということです。

オムツ交換の回数が減ることで、

「オムツ内の汚染や蒸れなどで皮膚の状態が悪化しないの?」

という懸念もありますが、その対策として注目されているのが、専用の陰部洗浄液の導入です。

専用洗浄液のメリットとは?

今回の研修では、水(湯)ではなく専用の洗浄液を使用する試みにも触れました。この専用洗浄液には、「洗浄力が高く、肌に優しく、保湿効果に優れていいる」といった特長があり、オムツ内部のスキンケアまで可能となります。

お試しで職員の腕に洗浄液をかけて効果を体験します。さらさら、つるつるです。

専用洗浄液を使用すればオムツ交換の回数が減った場合でも、清潔さを保ちながら肌トラブルを防ぐことができるため、ご利用者様の安心・安楽な生活に繋がると感じています。今後、施設としても導入を前向きに検討していく予定です。

今回の研修を通じて、基本の再確認だけでなく、新たな技術や考え方にも触れることができました。

講師の方の講義内容も単なる商品解説、使い方説明に留まらずご利用者様にとって、介護者とって、の両方の目線から

より良い介護をするためにはどうすれば?!

という熱意の感じられるものでした。ありがとうございます。

これからも職員一人ひとりが学びを重ね、ご利用者様にとってより良い介護を提供できるよう努めてまいります。

2025年05月15日 13時37分 | カテゴリー:研修・活動報告

■  豊作!さくらんぼ

今年もにぎやかに開催!恒例のさくらんぼ狩り

5月のあたたかな陽気に包まれ、志度玉浦園の芝生広場もすっかり春の装いになりました。

この季節のお楽しみといえば、広場にあるさくらんぼの木。

今年もその枝いっぱいに赤く色づいた実をつけ、恒例の「さくらんぼ狩り」の季節がやってきました。

この行事を楽しみにしてくださっているご利用者さまも多いです。

今年は特に豊作で、見上げると鈴なりの赤い実が目に飛び込んできます。

この日はは天気にも恵まれ、職員とご利用者さまで一緒にさくらんぼ狩りを楽しみました。

赤く輝く実を一つひとつ丁寧に摘み取りながら、

「今年のは甘いね!」

「あっちの枝のほうが大きい実が多いよ」

「高い場所の実は取れないわ、鳥に持っていかれてしまうわねぇ。」

と、あちらこちらから嬉しそうな声が聞こえてきます。笑顔があふれるなか、

味見をすると「これは当たり!あまーい」と大盛り上がり。


ここで唐突に豆知識コーナー!

~豆知識①:なぜ木の実は赤いの?~

さくらんぼのように赤く色づいた実は、

植物の「生存戦略」の一つ。

赤い色は鳥や動物に見つけてもらいやすくするための工夫です。

食べてもらうことでタネが遠くへ運ばれ、そこで新しい芽が出る。

動けない植物が子孫を残すための、自然の知恵なんですね。

~豆知識②:「さくらんぼ」って桜の木の実なの?~

「さくらんぼ」という名前から、

ソメイヨシノなどの桜の木の実と思われがちですが、

実は違います。

私たちが食べるさくらんぼは、

セイヨウミザクラという種類の木になる果実。

花の形が桜に似ていることや、春に咲くことから

「桜ん坊(さくらんぼう)」と呼ばれるようになり、

そこから「さくらんぼ」という名前が定着したといわれています。

ちなみに、一般的な桜の木にも小さな実はつきますが、

渋みが強く、食用には向いていません。

毎年こうして、

季節の恵みを皆さんと一緒に楽しめることのありがたさを感じながら、今年も無事にさくらんぼ狩りを終えることができました。

また来年も、真っ赤な実を囲んでたくさんの笑顔が咲く日を楽しみにしています。

2025年05月10日 08時39分 | カテゴリー:スタッフブログ

■  デイ おやつレクリエーション


アフターコロナ。

コロナ以前に普通に行えていたことが出来なくなった、配慮しなくてはならなくなったという事は多数ありまして・・・・。

皆様の生活の中にもいろいろ変化が起こったと思います。コロナ禍が明けて元に戻ったもの、以前の様には戻らず文化や様式が変化したものなど様々です。

通所介護(デイサービス)は不特定ではなく、特定の方が多数一カ所に集まるという意味におきましては感染症が蔓延しやすい環境で、これは教育機関などとよく似た点であります。ご利用者様の健康維持や体調悪化防止の役割に比重を置く通所介護といたしましては、イベント等の制限解除に慎重にならざるを得ないのはご理解頂けるかと思います。

そんな中
今日はアフターコロナでやり方変えつつ復活させたこと、のお話です。
おやつレクリエーション

ご利用者様と職員が一緒に共同作業でおやつ作りをして食べる、という内容でご利用者様にも楽しみにしてくださる方も多く、普段よりも張り切って参加される方もいる楽しいレクリエーション。この度、復活させることになったわけですが、冒頭に書きましたとおり以前のままとはいかないので今回は職員は作る役に徹し、ご利用者様は食していただくのみ、と分担して開催いたしました。
今回のおやつはフルーツポンチ!白玉だんご入り」
粉から練っていきますよー。

ご利用者様の人数も以前より増えましたので、大きめのボウルを厨房からお借りしました。いやほんとデカい。

火の通りをよくするために真ん中凹ませたお団子を・・・

茹でます。ぷりっぷりに仕上がりました。


フルーツも数種ご用意いたしまして・・・・

カットしてカットして

ドーン。サイダー追加で完成です。
30人分以上あるフルーツポンチ!
アメリカのドラマでセレブのホームパーティーで出てくるやつー!

早速ご利用者様に食していただきます。

こぼれ話

おやつの後は帰宅時間までのんびりする時間です。カラオケしたりタオル畳みしてくださったり身支度を整えたり。スタッフもおやつレクの片付けをしていたところ、おひとりのご利用者様がわざわざスタッフのところに近寄られて「あなたたちが手作りで拵(こしら)えてくれよん見てたよ、ありがとで、美味しかった。」となんともうれしい声掛けを下さいました。
ご利用者様が食べるだけになっていて普段のおやつの時間と何が違う?という状況ですが少しずつこの状況を変えていければいいな、としみじみ思うのでした。


2025年04月24日 17時10分 | カテゴリー:デイサービス

■  満開!

春爛漫の時期です。
とはいえちょっと花冷えもしますが、
ソメイヨシノは見事な咲きっぷりです。


特養入所者様、通所のご利用者様にも花見がてら写真撮影会を行いました。
みんなで集合写真を撮りましょう・・・
ってこれがなかなか難しいのです。
同時に全員の姿勢や視線が定まるのが至難の業、奇跡の一枚を目指します。

全員の視線がカメラに向いているかな?
まばたきしてないかな?
上下の写真、別日です。
通所は毎日いらっしゃるわけではないので、
撮影日に巡り合わなかったご利用者様ごめんなさい。

デイ、特養それぞれの撮影風景
玉浦園の桜の写真映えスポットはいろいろありまして、職員がご利用者様の状態も考慮して撮影場所を決めていたりします。

建物内からでも至る所から桜をめでることができます。

やわらかな春風に揺れる桜を眺めながら、日々の営みに彩を感じています。皆さまにも、心温まる春のひとときが訪れますように。
2025年04月09日 13時57分 | カテゴリー:スタッフブログ