■ ゆず湯をはじめました
今年も志度玉浦園デイサービスでは、冬の風物詩「ゆず湯」をはじめました。
浴室に広がるゆずの爽やかな香りに、皆さまから
「ええ匂いしよるなぁ」
「身体がぽかぽか温もってきたわ」
と嬉しいお声をいただいています。

冬場はどうしても肩や足元が冷えやすい季節ですが、ゆず湯には体を芯から温め、気分もほぐしてくれる効果があります。
入浴後には「肌がつるつるになった気がする」「毎年楽しみにしているよ」と笑顔も見られました。
季節ならではのリラックスタイムを、これからも皆さまに楽しんでいただければと思います。

2025年12月11日 14時32分 | カテゴリー:デイサービス
■ 野外レクリエーション@源平の里むれ
11月初旬、デイサービスでは秋の野外レクリエーションとして
**道の駅「源平の里むれ」** へお出かけしてきました。
この日は、季節が少し戻ってきたようなぽかぽか陽気。
青空とやわらかい日差しに包まれ、「11月とは思えないね」「外の空気は気持ちいい」と、皆様の表情も一気に明るくなりました。
今回は、より安心して外出を楽しんでいただけるよう、
少人数のグループに分け、複数日にわけて実施しました。
道の駅に到着してからは、**散歩を中心としたレクリエーション**で、それぞれのペースで景色を楽しんでいただきました。
車いすの方も職員がサポートしながら、一緒に散歩を満喫され、笑顔で海風を感じられていたのがとても印象的でした。
普段はなかなかおひとりでお買い物に行くことが難しい方が、久しぶりにショッピングを楽しむことができ、とても喜ばれていました。
また、広々とした広場を嬉しそうに散歩され、志度湾や瀬戸内海を一望できる景色をじっくりと眺めておられました。
散歩をしながらの何気ない会話や笑い声があふれ、終始あたたかい雰囲気の時間となりました。
「気分転換になった」「道の駅の裏側来たのは初めてや、こんな広場があったんやねぇ」
と大変野外レクを楽しまれたご様子。
気分転換、自然に触れる時間、ご利用者様同士の交流
車いすの方も含め“みんなで一緒に楽しめた”経験
につながる、たいへん有意義な取り組みとなりました。
「また行きたいね」といった嬉しい声も多く、今後の企画の励みにもなりました。
これからも季節を感じながら、無理なく安心して参加できる行事を企画してまいります。
次回のイベントもどうぞお楽しみに☺️
2025年11月25日 10時31分 | カテゴリー:デイサービス
■ 天野地区 防護柵メンテナンス
当園所在のさぬき市志度の天野地区におきまして、天野環境保全会が主体となって害獣用の防護柵のメンテナンス作業が行われました。
農業従事者だけではなく地域の住人(一般会員)も協力して作業に当たります。
またこの日は防災訓練の炊き出し訓練も同時に実施されました。
志度玉浦園からも数名の職員が参加させていただきました。
防護柵に絡まった草の除去、周辺の除草、伐採した枝の運搬など。
足を踏み入れるだけでも大変な場所での作業。
作業に参加された方、皆様に感謝です。
炊き出し訓練の様子
大災害が起こった時、地域の住民が団結して事態に対して行動しなければなりません。事前のこういった訓練がいざという時の行動の指針となります。
当日参加されました皆様、本当にお疲れさまでした。
2025年11月20日 11時22分 | カテゴリー:研修・活動報告
■ 今年も認知症サポーター養成講座に行ってきました。
今年も、近隣のさぬき北小学校5年生のクラスにおじゃまし、
「認知症サポーター養成講座」を行ってきました。
恒例のお芝居仕立てのスタイルで、
認知症の方への接し方を楽しみながら学んでもらう内容です。
子どもたちが笑ったり、真剣にうなずいたりしながら
一生懸命見てくれている姿に、こちらも思わず嬉しくなりました。
ここで「認知症サポーター」についてご紹介
> 認知症サポーターとは、認知症サポーター養成講座を受講し、
> 認知症について正しい知識を身につけ、
> 認知症の人やその家族を温かく見守る応援者として、
> 自分のできる範囲で活動する人のことです。
むずかしい特別なことをするのではなく、
「優しく声をかける」「びっくりさせないようにする」など、
身近な思いやりを大切にする考え方です。
講座の最後には、一人ひとりに修了証とピンバッジをお渡ししました。
受け取ったときの、少し照れながらも誇らしげな表情がとても印象的で、
地域の“頼もしい仲間”がまた増えたように感じました。
毎年続けている取り組みですが、
子どもたちの素直な反応や気づきに触れるたびに、
私たちも温かい気持ちをもらっています。
本年度の5年生のみなさん、ありがとうございました。
来年度また新たなサポーター候補生とお会いできることを楽しみにしています。
2025年11月17日 11時05分 | カテゴリー:研修・活動報告
■ 志度秋祭りの日 天野の獅子舞と子供ちょうさが来園!


季節行事として施設内の芝生広場に天野獅子会獅子舞と子供ちょうさがやってきてくれました。毎年この時期の恒例行事で、今年も地域の皆さんの元気な掛け声と太鼓の音が響きわたり、園内はお祭りムードに包まれました。


特別養護老人ホームや短期入所のご入所者さま、デイサービスのご利用者さまも集まって見学され、獅子の勇ましい舞に手拍子を送ったり、かわいらしい子どもたちの姿に笑顔を見せたりと、和やかなひとときを過ごされました。


この日は少し曇り空でしたが、日差しがやわらかく、見学にはちょうどよいお天気。皆さまも「ちょうどいい涼しさで見やすかったね」「やっぱりお祭りは楽しいね」と話され、秋の訪れを感じながら賑やかな時間となりました。




地域の伝統を肌で感じるこの行事は、毎年楽しみにされているご利用者さまも多く、職員にとっても心温まるひとときとなりました。天野地区の皆さまに心より感謝申し上げます。
2025年10月19日 09時30分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ さぬき市民病院インフォメーションボードに協賛
9月29日よりさぬき市民病院さまの待合いフロアと会計カウンターに地域の企業、法人の情報を表示するインフォメーションボードとモニターが設置されました。志度玉浦園も協賛させていただきインフォメーションが流れますので、受診等で訪れた際はご覧になってみてくださいませ。
2025年10月01日 11時40分 | カテゴリー:お知らせ
■ 特養入所者I.S様 さぬき市からお祝いを受ける
2年前、百寿を迎えられたI.S様、このたびはさぬき市から長寿のお祝いをされることになりました。
通常ご自宅に届くお祝いが諸事情でこちらで贈呈されることになり急遽簡易的なイベントを園内で執り行わせていただきました。
さぬき市長寿介護課から2名の職員様がわざわざ来園してくださいました。
先日ブログでお伝えしたデイサービスの百寿の方より年齢的にはさらにお姉さんです。しかもI.S様より長寿な方が玉浦の特養には何人かいらっしゃいます。I.S様もほんとにお元気です。普段から身だしなみを気にされますし、今日のような式典参加、なによりご自分が主役のイベントですからメイクまでされます。
園長からもお祝いの声掛け。
大山さぬき市市長からのお祝い状を長寿介護課の方が代読してくださり、
記念品と共に贈呈。ありがとうございます。
受け取ののサイン。
先月お誕生日会をしたばかりですし、
コメントを求められても「えーと、私何言ったらええの?」
と再びお祝いの場が出来てI.S様も不思議そうでした。
御目出度い祝いの席は何度あっていじゃないですか、
いつまでもお元気でお過ごし下さい、I.S様。
2025年09月29日 17時23分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ 通所介護で百寿を迎えること
デイサービスのご利用者様で今月めでたく100歳を迎えられた方がいらっしゃいます。このブログでも百寿のお祝いの様子を何度かお届けさせていただきましたが、すべて特養入所者の方でした。
デイのご利用中での百寿到達は
当施設でも稀(まれ)なことです。
そのところを含めて当日のお祝い式の様子とともに、100歳についてちょっとした補足情報も交えてお伝えします。
9月の敬老の日にあわせて、今年も厚生労働省や各自治体から「100歳を迎えられる方々」の発表がありました。毎年の恒例行事ですが、その数は年を追うごとに増え続けています。
全国ではどれくらい?
令和7年(2025年)に100歳を迎えられる方は、およそ5万2千人。
100歳以上の方の総数はおよそ10万人にのぼり、統計を取り始めて以来、55年連続で過去最多を更新したそうです。
男女比で見ると、女性が約9割を占めています。長寿の秘けつは「食事」「人とのつながり」「前向きな心」とも言われますが、改めて女性のたくましさを感じますね。
香川県の状況は?
香川県では、今年100歳を迎えられる方は500人あまり。
100歳以上の方の総数は1,000人を超えたそうです。
人口10万人あたりに換算すると、全国平均の約1.4倍。全国順位でも上位グループに入っているんです。小さな県ながら「長寿県」として存在感を示しているのは、やはり讃岐ならではの食文化や温暖な気候のおかげかもしれません。
今後
ある推計では、2050年には全国で50万人を超える可能性もあるそうです。
今回デイで百寿(紀寿とも言われます)を迎えられたN様はご自身がしっかりされているということはもちろんですが、ご家族様と同居されていて自宅に介護力がある、ことがお元気でいられる大きな要因でしょう。デイでのご利用は月に数日、サービス提供時間は6時間(送迎時間を合わせても7時間前後)です。それ以外はご自宅で過ごされているのですから。
(居宅支援サービスは受けておられますが)
N様のように自身の介護度と対応できる周囲の人の介護力、ご自宅の状況などの環境的要素などさまざまな状況が揃っていないとデイサービスご利用の継続は難しく、他の介護保険サービスを利用することになります。N様のように齢100歳にしてこの状態でお過ごしになっていることが冒頭に書いた「稀」と言えることなのです。
本当の誕生日の前日、N様のデイご利用日に合わせて行われた百寿を祝うイベントの中で司会進行係がN様にマイクを向けました。
インタビューを受けるN様
司会「大正、昭和、平成、令和と4つの時代を過ごされているわけですが、どの時代がお好きですか?」
N様「昭和」
司会「なぜですか?昭和時代は戦中戦後苦労することも多くあったでしょう?」
N様「私の青春がそこにあったから。」
これを聴いていた他のご利用者様、職員から自然と感嘆の声と拍手が起きました。
素敵なこたえですね。
お祝いのくす玉。
お祝いの式典では施設代表で園長からご長寿表彰を、またスタッフご利用者様一同から写真や手形、花束、ご利用者様みんなで作った手作りクラフトなどを贈呈。
最後に
皆でそろって記念写真。
中央のピンクのちゃんちゃんこ姿がN様。
椅子の掛けているときもピシッとされていて姿勢が美しいです。
みんながお手本にしたい方です。
N様、本当におめでとうございます。
100歳は通過点となりましたので、これからもよろしくお願いいたします。
2025年09月26日 09時01分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ 技能実習生に強い味方登場
このブログではちょくちょく技能実習生たちの様子をお届けしていますが、
今回は日常のちょっと困った、を解決する話です。
志度玉浦園はさぬき市志度の天野峠を登った、少々小高いところにあります。
車やバイクならいざ知らず、自転車で来ようとなるとまあまあ体力が要ります。(いや結構要ると言うほうが適当か)
職員の中にもそうやって毎日通勤しているが何人かいますが、その中には技能実習生もおりまして。
この夏はひと際暑い日々がつづきましたね、しかも朝から。
普通に日常生活しているだけで何だか疲れるような感じがしますよね。
自転車通勤は汗だぐになりますし、働く前から体力削られているわけです。体力増強を兼ねたエクササイズで“あえて”自転車通勤しているならいいですけど、仕方なく自転車となっている技能実習生はちょっとかわいそう、となりまして園のほうで電動アシスト自転車を購入いたしました。
じゃーん。
昨今電動アシスト自転車はかなり一般的になってきましたね。一般の自転車と違って電動モーターやらバッテリ搭載なので値段がお高いのですが。

これに乗りその利便性(楽さと手軽さ)を知ってしまうともう普通のやつには戻れないと言われています。かく言う筆者も(なんなら私の高齢の母も)愛用者だったりします。
さっそく操作説明会。
安全な敷地内でお試し走行。
発進時の負荷がかかるときにモーターがアシスト。出足軽々。
きつい坂道もなんのその。楽勝です。
みんなこの力(パワー)に自然と顔が笑顔に。
テスト試乗会を終えて・・・・ひとりの実習生が代表して
「こんな良いもの買ってもらってうれしいです。これからもっともっと仕事がんばります!」
と流暢な日本語でコメントしてくれました。
すごく成長したなぁ。来日した当時のことを思い出すと感慨深いものがあります。
さて、夕陽差す中ヘルメット装着していざ本番、退勤です。
実は宿舎の前の上り坂が仕事終わりの帰宅で一番キツかったそうで。
今日からは楽々のハズ。
QOL(生活の質)の向上で、彼女たちがより楽しくお仕事に取り組んでくれたらうれしい限りですね。
2025年09月22日 12時04分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ 敬老の日。
国民の休日です。しかし敬老の日なのにお天道様は
全然敬っても労わってもくれず、猛暑日となりましたね。
皆様残暑お見舞い申し上げます。
猛暑日中でしたが、当施設は元気に営業しました。ご家族のみなさまもたくさん面会に来られ、お孫さんや曾孫さんの笑顔に、ご利用者さまも自然と頬がほころびます。やっぱり家族の力は大きいですね。


デイサービスでは、ご利用者様に敬老の日のプレゼントをご用意しました。ただ「どうぞ」とお渡しするだけではなく、レクリエーションを兼ねたビンゴゲーム大会に!

数字が読み上げられるたびに、
「おしいっ!」
「そこじゃない!」
「リーチって何回言ったら当たるんやろ?」
と、笑い声とツッコミが飛び交い、会場はまるで寄席のよう。


最後に「ビンゴ!」と声が上がった瞬間は、拍手と歓声で大盛り上がり。
プレゼントよりも、この盛り上がりそのものが一番の贈り物になった気がします。


自分のカード(25マス)の中から読み上げられた数字を探し当てるのは右脳トレーニングにもなりますね。認知機能が少し低下しているご利用者様はどうしても見つけられない方もいらっしゃいます。職員が横について少しサポートしたり応援したりして一緒に盛り上がりました。

暑さに負けず、笑いと笑顔がたっぷり咲いた敬老の日。みんなで楽しみながら敬老の日をお祝いできた、にぎやかで温かな一日となりました。
2025年09月15日 15時47分 | カテゴリー:スタッフブログ